平等院(京都府・宇治市)

朝の澄み切った清々しい空気の中、宇治川を渡って世界遺産・平等院へ向かいます!朝一番の静けさが残る時間に訪れることで、鳳凰堂や阿字池(あじいけ)の幻想的な美しさを存分に体感できるのではないかと、胸の高鳴りとワクワク感がこみ上げてきます!

朝露に濡れる宇治川の橋を渡りながら、目的地の平等院へと足を早めます。川のせせらぎと爽やかな朝風が心地よく、混雑前の静寂に包まれた極楽浄土の空間へ足を踏み入れる高揚感が高まっていきます。

到着すると拝観料の案内が掲示されています。大人700円(※中高生400円、小学生300円)となっており、庭園の拝観だけでなく国宝の雲中供養菩薩像や梵鐘などを展示する最新のミュージアム「鳳翔館(ほうしょうかん)」への入館料も含まれています。世界遺産の文化財を余すことなく堪能できる充実の拝観内容です。

開門を待つ門前には、朝一番の静かな雰囲気を狙ってやってきた参拝客の行列がすでにできています。開門時間を前にして周囲の期待感も一段と高まり、名刹の開門を今か今かと待ちわびる心地よい緊張感が漂います。

定刻を迎え、いよいよ拝観受付とチケットの販売が始まりました。順序よく拝観券を受け取り、朝日に包まれた静寂の境内へと一歩足を踏み入れます。

境内に足を踏み入れると、阿字池の周りを時計回りに散策する順路が続いています。横からの角度で眺める鳳凰堂は、翼を広げた鳳凰のような左右対照の建築美が際立ち、朝の柔らかな光の中で美しいシルエットを描いています。

池沿いを進み斜め前方のビューポイントに立つと、思わず「おおー!」と声を上げてしまうほどの絶景が広がります。平安時代(1053年)に藤原頼通によって建立された鳳凰堂の優美な佇まいと、周囲の庭園が見事に調和し、当時の人々が思い描いた極楽浄土の光景が目の前に広がります。

そして10円玉と写真撮影、あえて数字の方と撮ってやったぜ!ふはは!

ついに阿字池の正面から鳳凰堂を対峙して臨みます。広く親しまれているその姿は、中堂・翼廊・尾廊が完璧なバランスで配置されており、まさに圧巻の一言。池の水中鏡(水面)にうっすらと映り込む社殿の美しさも含め、息をのむほど幻想的で気品あふれる景観が心に深く刻まれます。

いちおう絵の方とも写真撮っとこうかしら。

阿字池の南側にひっそりと佇んでいるのが、美しい六角形の屋根を持つ小堂です。緑豊かな境内の風景に寄り添うように立ち、鳳凰堂の華やかさとはまた一味違った、静けさと歴史の情緒を感じさせてくれる味わい深い見どころとなっています。

鳳翔館に到着しました、
スケッチも禁止かい!

国宝の数々を堪能してミュージアム鳳翔館を抜け、境内を振り返って驚愕!わずか1時間ほどの間に池の正面は埋め尽くされ、入口付近には大量の修学旅行生や団体客が続々と押し寄せる大混雑となっていました。朝一番に訪れたからこそ味わえたあの静寂と、池面に映る静穏な鳳凰堂の絶景はまさに早起きの賜物です。人気スポットがひしめく京都観光をストレスなくゆったりと満喫するなら、開門直後の「朝一番」を狙うのが間違いなく最高の戦略です!

せっかくだから
伝説のポケモン、ホウオウと写真。

朝一番の静けさの中で訪れた平等院は、朝日に照らされる鳳凰堂と阿字池が織りなす極楽浄土の世界そのものでした。正面や斜め、横からの多彩な角度から平安建築の至宝を心ゆくまで鑑賞し、鳳翔館で歴史的文化財に触れるひとときは、日常を忘れさせてくれる至高の参拝体験となりました。帰り際の混雑を目にすると、その価値は一目瞭然。宇治を訪れる際は、ぜひ朝一の清々しい時間帯からのアプローチをおすすめします。

平等院
・京都府宇治市宇治蓮華116
・「宇治駅」から徒歩10分。
世界遺産 平等院(外部リンク)

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