せんだんの木(高知県・高知市)

行政機関の食堂は、なるべく寄るって方針になりまして、
高知市役所内の「せんだんの木」に向かいます。
高知市役所2階に位置する食堂レストラン「せんだんの木」は、高知県産の食材をふんだんに使用した料理を提供することで、地域の活性化と未来への道しるべとなることをコンセプトに掲げています。店名の「せんだんの木」は、高知市の市民の木として親しまれているセンダンに由来し、古来より道しるべの象徴とされてきました。
この食堂は、厚生労働大臣から「現代の名工」として表彰された島田和幸グランシェフが監修しており、山・川・海といった高知の豊かな自然の恵みを活かした健康志向のランチメニューが特徴です。特に高知産の旬の野菜や魚を使った「日替わりランチ」や「天ぷら盛り合わせランチ」が人気で、副菜には約30種類のレパートリーがある「6マスお総菜」が添えられています。
店内は140席を備え、県庁前通りに面した大きな窓から自然光が差し込む開放的な空間で、外階段からも気軽に入店可能です。白米と麦飯の選択ができ、みそ汁やサラダはおかわり自由。食後には濃厚なカスタードとビターなカラメルが絶妙な「クレームブリュレ」が人気のデザートとして提供されています。
営業時間は平日の11:00~15:00(ラストオーダー14:00)で、土日祝日は定休日。市役所地下駐車場が最大3時間まで無料で利用可能で、レジでスタンプを押してもらうことで適用されます。
「せんだんの木」は、食を通じて高知の魅力を発信し、訪れる人々に地域の豊かさと温かさを感じてもらえる場所として、多くの市民や観光客に親しまれています。高知の自然と文化を味わえるこの食堂は、まさに地域の未来を照らす“道しるべ”のような存在です。
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役所の食堂なら、地方特有の食べ物があるかもしれませんし、
あわよくばカツオのタタキが提供されていないかと楽しみです。

カツオのタタキはありませんでしたが、ジビエがありました。
しかしいい値段しますね、高知の人は高給取りなのか?

タッチパネルでハンバーグ注文するぜ。

ごはん・スープはセルフ式。

テーブルにデカレンジャーの広告があります。
2024年に公開された「特捜戦隊デカレンジャー20th ファイヤーボール・ブースター」は、シリーズ20周年を記念した作品であり、その撮影地として高知県が選ばれた背景には、地域活性化への強い思いと、出演者自身の人生の転機が深く関わっています。
このプロジェクトの中心人物は、デカブレイク役として2004年の放送に出演していた吉田友一さんです。彼は俳優業の中断を経て、高知市で鍼灸院を開業し、地域おこし協力隊としても活動しています。吉田さんは自身の経験から「映画の力で地域を元気にしたい」と考え、デカレンジャーの新作映画を高知で撮影することを提案しました。
撮影誘致にあたっては、吉田さんが自らロケ地候補を選定し、関係機関と交渉を重ねました。特に「牧野植物園」では、爆破などの戦隊作品特有の演出に対する懸念がありましたが、吉田さんの熱意と丁寧な説明により撮影許可が得られました。その他にも、高知城、桂浜、日曜市、はりまや橋など、高知を象徴する観光地が多数登場し、映画を通じて地域の魅力が全国に発信されました。
また、高知市はこの映画を活用した町おこしプロジェクトとして、クラウドファンディングを実施。映画制作支援やロケ地整備に活用され、地域住民やファンからの支援を集めました。映画公開後にはスタンプラリーやコラボキャンペーンも展開され、観光誘致にもつながっています。
この取り組みは、単なる撮影地提供にとどまらず、「戦隊ヒーローが地域のヒーローになる」という理念のもと、地域と作品が一体となった新しい形の地域活性化モデルとして注目されています。吉田さんの「映画づくりの底力を感じた」という言葉が象徴するように、エンターテインメントが地域に希望と活力をもたらす好例となりました。
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確かピンクのウメコと結婚して移住しております、
個人的には黄色の人が好きです。

さあて、どんな感じですかね。

「鹿肉のハンバーグランチ」到着しました、
6マス惣菜は置かれている中からの選択です。

歯ごたえがあってウマいハンバーグです。
値段も値段だけに美味でございますね。
そういうわけで、ごちそうさまでした。
また近くに寄ったら伺いましょう。
せんだんの木
・高知県高知市本町5丁目1-45
・とさでん交通「県庁前駅」からすぐそこ。
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