東村山市役所(東京都)

広域住民票を取得するため、東京都東村山市へと向かうことに。東村山駅から市役所までは徒歩圏内と聞いていたものの、実際に歩いてみるとなかなかの距離。それでも、住み慣れた土地とはまた違う街の空気を感じながら歩くのはこれもまた小さな旅の醍醐味だ。目的地に着くまでの道のりも含めて、今日の探訪をしっかり楽しんでいこう。

歩くこと十数分、ようやく目的の東村山市役所に到着。まずは無事にたどり着けた安堵感とともに、これから始まる手続きへと気持ちを切り替える。

ロビーに入り、窓口で広域住民票の交付申請を無事に済ませることができた。手続きはスムーズに進み、あとは交付を待つばかり。せっかくの機会なので、待ち時間を利用して庁舎内をぐるりと見て回ることにした。

ふと天井を見上げると、広々とした天窓が目に入った。しかしよく見るとその天窓はシートでしっかりと覆われている。竣工当時はきっと自然光がたっぷり差し込む開放的な意匠として評判だったのだろうが、近年の厳しい気温上昇には対応しきれず、今ではこうして覆いをかけざるを得ないのだろう。時代とともに建物に求められる機能も変わっていくのだと、思わぬところで実感させられる発見だった。

庁舎内を歩いていると、東村山の特産品を紹介する展示コーナーを発見。地元でよく食べられているのが「うどん」で、昔から冠婚葬祭や親戚の集まりの際にふるまわれてきた行事食なのだという。そういえば、東村山市出身で名誉市民でもあるコメディアン・志村けんさんが、地元のうどん店に足しげく通っていたという話をどこかで見たことがある気がする。「東村山」の地名を全国区にしたのも志村さんの功績と言われているそうで、この街とうどんの深い結びつきに、ちょっとした親近感を覚えてしまった。

申請結果を待つ間、エレベーターに乗り込んで最上階の6階を目指してみることに。市役所といえば最上階に展望スペースが用意されていることも多いもの。東村山の街並みを一望できるかもしれないと、密かに期待に胸を膨らませながらボタンを押した。

期待に胸を膨らませて到着した6階だったが、残念ながら展望スペースらしきものは見当たらなかった。もしかすると各部屋の窓からは周囲を見渡せるのかもしれないが、部屋に入らなくても気軽に景色を楽しめるオープンな展望スペースがあったら、きっと多くの市民にも喜ばれるはず。そんな勝手な願いを胸に抱きつつ、階下へと戻ることにした。

ロビーに戻ると、ちょうど申請していた広域住民票が無事に交付された。目的をしっかり達成できて、これでひと安心だ。

・市の花「ツツジ」

・東村山市章

手続きを終えて外に出ると、入口には「東村山市役所」と刻まれた銘板が。ここまでの道のりと、庁舎内で得たちょっとした発見の数々を振り返りながら、その文字をしっかりと目に焼き付けた。

広域住民票を求めて訪れた東村山市役所だったが、天窓の工夫や特産品のうどん、そして志村けんさんとのゆかりなど、思いがけない発見の連続で、手続きだけでは終わらない小さな探訪になった。目的の書類もしっかり手に入り、街の魅力にも触れられた今日の一日。東村山を訪れる機会があれば、ぜひ市役所にも立ち寄って、この街ならではの空気を感じてみてほしい。

東村山市で住民票を手にいれた

RESULT
東京都 26/62(42%)
コンプリートまで残り36

東村山市役所
・東京都東村山市本町1丁目2-3
・「東村山駅」から徒歩10分。
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