松茂良興作翁顕彰碑
松茂良興作翁顕彰碑は、
那覇市泊の新屋敷公園にございます。
こちら松茂良興作翁顕彰碑。
松村家の子孫と孫弟子にあたる長嶺将真先生、
泊先覚顕彰会によって建立。
泊手の武人なので泊に顕彰碑があるのは良いですね。
(関連記事)
・松茂良興作のレリーフ
・松茂良興作の墓
松茂良興作翁顕彰碑
松茂良興作は(1829~1898)泊村に生れた。聡明なる師は天分に恵まれた武人と強健なる小躯を生かし若年にして泊空手の師「宇久嘉隆」「照屋規箴」両師匠に師事数年後に武人としての頭角を現した。義侠心に厚く或る時、薩摩の侍が抜刀して泊の良民に罵詈乱暴する処を押へた。後難を慮れ一時名護村に身を隠した。
泊村には昔から琉球王府よりの共有財産の外に王府の科挙に合格して官吏に登用された山里長賢翁が泊村住民の福祉のために寄贈された内輪御持(共有財産)があった。
明治12年廃藩置県の際、日本官吏が其の財産迄引き揚げるべく策を計ったが松茂良興作外泊の武人の身命を賭した気概に断念しこの浄財は今尚泊先覚顕彰会の基金に活用されている。我々は破邪顕正の道を貫いた拳聖松茂良の名を永遠に残す。昭和50年5月吉日
ちなみに松茂良先生の顕彰碑となりに、
孫弟子にあたる長嶺将真顕彰碑もございます。
松茂良興作翁顕彰碑
・沖縄県那覇市泊3丁目
・「とまりん前」バス停から徒歩5分。