天岩戸神社(宮崎県・西臼杵郡 高千穂町)

宮崎県高千穂町に鎮座する天岩戸神社(あまのいわとじんじゃ)は、日本神話における重要な舞台のひとつであり、太陽神・天照大御神(あまてらすおおみかみ)を主祭神とする神社です。『古事記』や『日本書紀』に記される「天岩戸神話」の伝承地として知られ、神話と自然が融合した神聖な空間が広がっています。
神社は岩戸川を挟んで西本宮と東本宮の二社から成り立っており、どちらも天照大御神を祀っています。西本宮の背後には、天照大御神が弟・素戔嗚尊(すさのおのみこと)の乱暴を避けて隠れたとされる「天岩戸」と呼ばれる岩窟があり、神社の御神体とされています。この岩窟は通常は非公開ですが、神職の案内によって拝観することが可能です。
一方、東本宮は天照大御神が岩戸から出た後に最初に鎮座されたと伝えられる場所で、静かな森の中に佇む厳かな雰囲気が魅力です。両本宮はそれぞれ独立した信仰の歴史を持ち、昭和45年に合併して現在の形となりました。
また、西本宮から徒歩約10分の場所には、神々が集まり天照大御神を岩戸から出す方法を相談したとされる「天安河原(あまのやすかわら)」があります。洞窟内には無数の石が積まれており、訪れる人々の願いが込められた神秘的な空間となっています。
天岩戸神社では、毎年5月に春季大祭、9月に秋季大祭が行われ、11月には「天岩戸神楽三十三番大公開まつり」が開催されるなど、地域の伝統文化を今に伝える重要な拠点でもあります。
AI情報(裏とってません)


天岩戸神社・西本宮
御祭神
大日霎尊(おおひるめのみこと)

御神木・招霊の木

天照大御神の像。






東本宮の拝殿がこちら。
天岩戸神社・東本宮
御祭神
天照皇大神(あまてらすすめおおみかみ)

急な石段を降りて戻ります。
帰るまでがおまいりです、気を付けて帰るのですよ。

あめのうずめのみこと、センサーに反応して舞います。
本日は良いおまいりができました、
また近くに寄ったら伺いましょう。
天岩戸神社
・宮崎県西臼杵郡高千穂町大字天岩戸1073-1
・「岩戸」バス停からすぐそこ。
・【公式】天岩戸神社(あまのいわとじんじゃ)|天岩戸神話|宮崎県|高千穂町(外部リンク)