長嶺将真顕彰碑
長嶺将真顕彰碑は、
那覇市泊の新屋敷公園にございます。
長嶺先生の顕彰碑となりに、
松茂良興作翁顕彰碑もございます。
こちら長嶺将真顕彰碑です。
解説もございます。
碑文
長嶺将真(1907年~1997年)は明治40年那覇市泊村に生まれる、17歳にして空手の道に入り、首里手の喜屋武朝徳先生(1870年~1945年)、泊手を本部朝基先生(1871年~1944年)の弟子として両先生から長い間指導を受けた。喜屋武先生が首里手の中興の祖と言われる松村宗棍先生(1809年~1899年)の直弟子であり、本部先生は泊手の中興の祖と云われる松茂良興作先生(1829年~1898)の直弟子であることから、長嶺将真は松村宗棍先生、松茂良興作先生の孫弟子にあたり、両先生の偉業と人間像を後世に顕彰する目的で1947年(昭和22年)7月、松村、松茂良の松の一字を以って松林流と命名した。長嶺将真が創作し、1941年(昭和16年)沖縄県空手道専門委員会が公認した形「普及形I」は、世界中の空手修行者が最初に習得する形として流派や時代を超えて継承され続けている。1997年(平成9年)には「沖縄の空手・古武術」沖縄県指定無形文化財保持者第1号に認定された。
長嶺将真の功績を後世に伝え残す目的でここに顕彰碑を建立する。2021年(令和3年)11月2日
喜屋武朝徳先生の弟子あたりから
「松林流」「少林寺流」「小林流」と
流派が分かれて分かりづらいところもあります。
長嶺将真顕彰碑
・沖縄県那覇市泊3丁目
・「とまりん前」バス停から徒歩5分。